ドアの防犯
防犯対策その1 ピッキング対策
ドアの防犯対策は、まずピッキング対策です。特に右の写真の鍵をお使いの方はすぐにシリンダーをピッキングに強いものに交換しましょう。
このタイプの鍵は慣れてしまえば1分もかからずにピッキングで開けることができます。
防犯対策その2 カム送り解錠対策
カム送り解錠とは、錠前本体(ケース)の内部に特殊な工具を直接差し込み、カムという部品を操作して解錠するという手口です。シリンダーの耐ピッキング性能に関係なく解錠可能です。警察庁がカム送り解錠が容易または可能な錠前を公表しています。
錠前本体(ケース)をカム送り解錠対策品に交換するなどで対策できます。
防犯対策その3 サムターン回し対策
ドアの隙間、ドアスコープ、郵便受けなどから特殊工具を挿入します。また、右のようにハンドドリルなどでドアに穴を開けるという荒業もあります。
対策としては、サムターンにカバーをつけたり空転するサムターンに付け替えるなどの方法と、ドアの隙間やドアスコープなどの経路に対策する方法があります。
防犯対策その4 こじ開け対策
バールなどでデットボルト(かんぬき)部分の隙間をこじ開ける手口です。対策は、ガードプレートをつけて隙間にバールを差し込みにくくする方法が一般的です。面付け錠や鎌デット錠などこじ開けに強い錠前に交換したり、新たに錠前を追加すればさらに効果的です。
防犯対策その5 ワンドアツーロック
一つのドアに錠前が一つしか付いていないより二つ、二つよりも三つのほうが防犯性は高まります。ピッキングやサムターン回しにしても二倍、三倍の時間がかかりますし、こじ開けにも強くなります。面付けの補助錠は取り付けも容易ですし(取付工賃が比較的安い)、構造的にこじ開けにも強いといわれています。ドアに錠前が一つしか付いていない場合は補助錠を取り付け、最低でもツーロックにしましょう。
防犯対策その6 ドア
非常に残念なことですが、上記のような防犯対策をしてもあまり効果が期待できないドアが存在します。アパートなどに多いのですが、マンションや一軒家などで使われている場合もあります。どんなドアかというと、極端にドア自体の強度が低いのです。ドア枠の強度が低いことも多いです。
ひどいものになるとドアの鉄板の厚みが1ミリ以下で、ドライバーなどで突いただけで穴が開いてしまうようなものも実際に存在します(というかよく目にします)。
この場合はドアとドア枠を交換するしかありません。