防犯対策その1 ドアの防犯
マンション、特に2階以上の住居は玄関ドアからの侵入が90%以上です。ピッキングやサムターン回し等の不正解錠に対する対策が重要です。
そして、マンションで気をつけなければならないのは、「オートロックを過信しない」ということです。オートロックだからといって玄関の鍵を掛けずに外出するのはもってのほかです。たとえわずかな時間でも被害にあう可能性はあります。
防犯対策その2 窓の防犯
マンションも窓の防犯は必須です。1階の住居はもちろんですが、2階以上の部屋でも安心してはいけません。
屋上からロープを使ってベランダへ降りて侵入したり、隣のビルから飛び移って侵入したりする手口もあります。またベランダ・バルコニーを伝って次々と全部の家に侵入する場合もあります。
防犯対策その3 居住者同士の連携
マンションでも居住者同士の連携は防犯の上でとても重要です。管理人さんがいるマンションでも、休日や夜間は居ないことも多いはずです。
不審な人物がマンション内をうろつき難い環境にしましょう。
防犯対策その4 設備や運用の見直し
防犯カメラなどの防犯装置の設置を管理組合などで検討してみてはどうでしょう。
また、そこまでしなくても運用を見直すことでマンション全体の防犯性が格段に向上することもあります。たとえば、エントランスはオートロックなのに非常階段からのドアが常に無施錠というマンションもあります。防犯という観点でもう一度全体をチェックしてみましょう。