鍵と錠前

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鍵と錠前

犯シリンダー 鍵と錠前は防犯対策のためには、最も重要なグッズです。ここでは語りつくせないほど奥が深い物ですが、セキュリティを考える上で最低限これだけはチェックすべきだという点を述べたいと思います。
 厳密に言うと「鍵」「錠」「錠前」はそれぞれ指す物が違います。英語で言うと比較的分かりやすいような気がしますが、「鍵」は「key」、「錠」は「lock」、「錠前」は「lock set」です。「鍵」はキーホルダーに付けて持ち歩く「鍵」を指します。「錠」はドアに付いている(埋め込まれている)部品を指します。そして「鍵」と「錠」のセットを「錠前」と言います。ですがここではあまり厳密な呼び名にこだわらず、使っていますのでご了承ください。

耐ピッキング

 鍵の防犯性能の目安に耐ピッキング性能があります。現在、指定建物錠(玄関に使用できる錠前)は耐ピッキング性能の表示が法令で義務付けられており、5分未満・5分以上10分未満・10分以上の三段階になっています。最低でも5分以上、できれば10分以上の性能の物に交換することをお勧めします。

耐鍵穴壊し

 耐ピッキング性能同様、鍵穴壊しに対する耐性も法令での表示が義務付けられています。こちらも5分以上、できれば10分以上の物を選びましょう。

耐サムターン回し・耐カム送り解錠

 サムターン回し・カム送り解錠に関しても、耐性能の表示が義務付けられています。こちらは耐性が有るか無いかだけの表示ですが、「無い」と表示されている物は別途対策する必要があります。

耐こじ破り性能

 バール等のこじ破りに対する防犯性能です。錠自体がこじ破り性能に優れる物は少ないため、別途対策が必要な場合が多いです。ドアの耐こじ破り性能を見直す必要があることがあります。

指定建物錠の防犯性能表示の一例
指定建物錠の防犯性能表示